女に負ける男たち

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ギャルが男子の草食化を嘆く

「まあ、女が強くなりすぎたのかもね」―貪欲な“栃木ギャル”、ヤンキー男子の草食化を嘆く

ヤンキーがいなくなることで、変わったのは街と女の子だけではない、男の子にも変化が起きている。25歳ギャル3人と18歳ギャル2人の間は、たった7歳しか離れていないにも関わらず、男子のふるまい方を巡って、深いジェネレーションギャップがあった。

　「10年前は、駅前のオリオン通りを歩いてる女子高校生は、全員ナンパ対象」（25歳ギャル）

　「えー絶対、うちの同級生の男は自分から声掛けない。クラブでも先輩についてくだけ」（18歳ギャル）

　「デートとか当然割り勘だし。男でも軽自動車を恥ずかしがらない」（18歳ギャル）

　「男の人って、お金をもってないと、自信もなくなっちゃうのかな」（25歳ギャル）

　どうやら、18歳ギャルが生きる今は、25歳ギャルの高校時代＝8～10年前（ガングロ・パラパラ全盛期）とは比較にならないほど、落ち着いた様子。女子高生がナンパされ、おごりが当然だった時代からは一変し、明らかに男性が気弱になってしまったようなのだ。

　「彼氏はまず東京連れてって、オシャレにするところから始める」（18歳ギャル）

　「プレゼントにファッションやアクセサリーはイヤ！男の好みを押し付けられたくない」（18歳ギャル）

　ギャルが強気なのは変わらないが、男の子が弱気になった。女の子は、男の子の好みで選ばれたファッションやアクセサリーはせず、自分の好きな服を着る。逆に彼氏の服装が彼女の好みに教育されていく。さらに、ワゴン車を保有する女の子も多く、彼氏よりいい車に乗っているケースも少なくない。もちろん、全員そうだというわけではないが、この10年で栃木でも「男女逆転」がずいぶん進んだようだ。

　「まあ、女が強くなりすぎたのかもね、今って」

　と、彼女たちは笑う。男を責めることもなく（そして期待することもなく……）、達観した意見だ。

男の立場的に言われ放題ですが確かにと納得できる気もします

女が男に面と向かってこう言っても最近の男は言い返せないんでしょうね

M男的にはどんどん女が強くなって、強い女が増えていったほうが嬉しいと思いますがね

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